1人目緊急帝王切開につき、今回2人目も予定帝王切開と相成り、
入院まであと三日なんだけど、ここにきて手術が怖くてたまらん。
赤子と会える喜びというのは果たしてそれをすべて凌駕するんだろうか。
もともと高血圧なんだけど、
妊娠中期までは薬でかなり落ち着いた数値だったのが、
後期になって一気に上がる始末。
薬を増やして、毎日血圧を測って、どうにか予定通りの日程でいけそう。
ドラマのコウノドリを見てたら
なんかいろいろ危険そうで怖かったお
マタニティライフを振り返っても
制限と我慢の日々だったなという印象が強すぎる
仕事のポジションを失って
もらえるべき給料も失って
趣味のお酒も飲めなくて
マッサージも行けなくて
ウォーキングを趣味にしかけてたのも、お腹が張るから歩けなくなって
上の子の受験絡みでやるべきことも急遽入院したらできなくなるのが不安で
足組めないし、しゃがむと苦しいし、
寝るときもしんどいし、あちこち痒いし
靭帯とか腹の傷も痛むし、
胎動は安心できるけど、愛しさよりも痛さが勝っちゃうし
やっと終われる――
出産は最後のフィナーレ
なんだけど、生まれてからの方が大変だと言われてしまうのね
フィナーレではなくスタートなのは十二分にわかっている
ただ私的には生まれてしまえば微力でも誰かの力を借りることができる
夫なり、義母なり、上の子なり、一時保育なり、
一人で抱えなくていいことの方がでかい
何より腹の傷が治って、
普通に動けるようになった私のポテンシャルを是非見てほしい
一番の味方、実母がいないことは不安ではあるが
空から見てくれているであろう
これからの保活や仕事復帰、不安はたくさんあるけれど、
なるようにしかならないんだから案じても仕方がない
それよりも家族が一人増えること、愛する存在が増えることの喜びを感じて
この日本で生きていくことには少しこの子に申し訳ないけれど、
できることをこの子と上の子にしてあげつつ、
できれば苦しまず、介護なんて一切させずに、消えることができたら本望なのだ
大丈夫。
今までだってなんとかなってきた。
この子を無事に産めたのなら、
きっとすべては大丈夫。