資格取得とお酒と薮くんと

資格取得の記憶を辿って書いていきたいです。Hey! Say! JUMPの薮くんとお酒が大好きです。

母親を亡くして2週間

母が永眠しました。

大腸癌からの肝臓に転移。抗がん剤をやめて半年以上。

その前日まで車いすでトイレも行けてて

高齢者住宅への転院も決まってたし、

まだ大丈夫そうだなーと思ってた矢先の急変。

 

コロナで基本面会ができないので、

母と面会したのは5日ぶり

その時は「大丈夫?」と聞く私に、

「大丈夫ではないけど大丈夫」とほんの少し笑ってた

 

電話で主治医に呼び出され、個室に変えてもらって面会。

はぁはぁ苦しそうな中「なんで来たの」と聞かれたのが最後の言葉。19時ころ

苦しそうなお母さんの前で号泣するだけで、何も言えなかった。ごめんね。

 

それから、一度家に帰って看護師さんから電話があったのが22時

 

今夜付き添いますかと言われ、弟と付き添う。

どんどん呼吸が少なくなり、開いてた目も閉じて眠っていくよう

日付まわって1時。

呼吸が止まるたびに「おかあさん!」と呼びかけると復活していた呼吸が

全くなくなってしまった。

先生に確認してもらったのが1時3分。

 

そこからもう早かった。

荷物を部屋から出して持ち帰らなければならないし、

霊安室には長くいれない、いつ引き取りにこれるか確認してと言われ、

お母さんが加入していた葬儀会社の契約書を探しに家に戻り

葬儀会社に電話し、4時に来てもらった

 

病室から霊安室に行くまでの間に、

お母さんを乗せたベッドが完全にカバーで覆われていて

もう人間じゃなくて遺体なんだと、胸が締め付けられた。

 

空が明るくなりはじめて、家に帰って眠り、

朝、葬儀会社と打ち合わせの時間を決めて、昼過ぎに打ち合わせをする。

病院も葬祭場も近くて、助かった。

ほんとに兄弟がいてよかったと思えた。

 

火葬までに会いに行ってもよいとのことで、葬祭場に会いに行った。

冷たい体、冷たい顔に涙が出る。

こんなに母親に触ったことなどないくらい触った。

喪服を買いに行ったり、お母さんの仲良しさんに連絡したり。

 

でも実際はあんまり早くてもできることが少なくて、

忌引きの一週間の間におわるもんではないのだなと。

 

葬祭場ではずっとビリージョエルのhonestyがかかっていて、

母を思い返すときに聴いている。

火葬場は飲み放題で飲まないと損だったので、ビールのみました。おかあさん。

私もそっちに行くのはあまり遠くないかもしれないよ。

 

これから、弔問、納骨、すべての解約、遺品整理、相続、

時間をかけてやっていきます。

おかあさん、ありがとう。また会える日まで。